京和志は、
京都八幡は石清水八幡宮のふもとの、小さな工房で
熟練した職人が一枚づつ丁寧に手染めされた
美しい友禅和紙を使って
おくりふみ を手作りしています。
ベースに四国徳島の阿波和紙、
福井県の越前和紙を使い、
色かず分だけ版画の要領で型を合わせ、
色を重ねて、染めては乾かし、染めては乾かし、
を繰り返し、美しい友禅柄を手染めしています。
和紙は天気や気候、季節によって変化し、
湿度によって状態が変わる特性があります。
この特性により友禅柄を手染めするには
とても熟練した技術が必要です。
特に、柄の型合わせはとても難しい作業です。
和紙の湿度による延び縮みで、柄が合いません。
そこを合わせる技術は熟練した職人でないと出来ません。
ヘラの角度やチカラ加減、染料の濃度や型の目地など、
すべてを考慮しながらの緻密な作業となります。
この美しい友禅和紙にはそれらすべての
バランスを保って手染めされている、
とても貴重な価値があります。
1枚ずつ手作業で染めているため、
風合いに違いのあることがあります。